コロナの外出で介護者が気をつけること みんなの介護掲載
私は認知症の祖母の在宅介護を、6年間ほぼ1人でしてきました。2019年の1月から、祖母は認知症が進行して精神科病院に入院中で、緊急対応時や週1回は病院へ面会に行っています(現在はコロナ感染予防のため、面会禁止中)。
今回は、「コロナ禍の外出で介護者が気をつけること」についてフレイルの恐怖、徘徊が起きた時の対処法、見守りサービスの利点、オンライン面会の施設提案の4点を書きました。
みんなの介護さんで記事が掲載されましたので概要をご説明させていただきます。
「閉じこもりすぎは体力・筋力に悪影響」
国立長寿医療研究センターの調査(正式な資料名をライターに確認)によれば、2020年4月の高齢者の活動時間は、1月と比較して約3割減少しました。新型コロナの感染拡大以降、高齢者が普段より外出を控える傾向にあることがわかります。高齢者の2020年1月の活動時間は1週間で4時間5分だったのに対し、4月はわずか3時間と報告されています。4月は全国の各地で緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出が要請されていたことも影響としているでしょう。
しかし、いくらコロナ禍と言っても、家に閉じこもりだと要介護者の方の身体活動量が減少し、体力・筋力の低下や認知症の進行につながりかねません。ですので、家に閉じこもりにならず、新型コロナ対策をして介護者が要介護者の方と一緒に外出するのをお勧めします。
一方で、徘徊などによって介護者が意図しないうちに要介護の方が外出してしまうこともあると思います。今回はその例と対策についてお話します。
「徘徊の症状が出たときに行うべき2つのこと」
認知症が進行してくると徘徊の症状が発現し、日によっては1日に何度も突然家を飛び出そうとします。介護者が「今、コロナが流行ってるから外へ出ないで」と言っても聞く耳をもたないでしょう。私は祖母の在宅介護をしていたとき、ケアマネジャーから下記の2点を教えてもらい実行。その結果、何度も徘徊をとめることができました。
- 日中でもカーテンを閉めて、「夜も遅いから明日の朝に一緒に行こう」などと声掛け
- 「今日何かあった?」と笑いながら話を聞くことに集中する(なぜ外に出ようとするのか介護者に打ち明けやすい環境をつくる)
2つを試しても徘徊してしまう場合は無理にとめず、マスクを着用したうえで一緒につき添うのがベストです。そして、徘徊につき添っているときと帰宅したときは下記に注意してください。
- 人が少なく安全な場所へ誘導する
- 帰宅時に手洗いやうがいなどを拒む場合は、時間を空けて伝える
続きは下記URLをご覧ください。
https://www.minnanokaigo.com/news/kaigo-text/home-care/no181/
「お知らせ」
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岡村の風俗不謹慎発言も番組降板が必要ない4つの理由
お笑いコンビナインティナインの岡村隆史氏が女性へ差別的な発言をしたとしてネット上が炎上した。
岡村は吉本興業や自身のラジオで「私の発言でたくさんの人たち、特に女性の皆さんに不快感を与えたことについて、まずは心から謝罪させていただきます。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。
ところが、ネット上では岡村の番組降板の署名活動まで発展している。
岡村がMCの『チコちゃんに叱られる』を放送するNHKは1日、4日の「拡大版!朝ドラ“エール”とコラボ!」を急遽放送休止。
一部スポーツ紙によれば、1日と4日の放送休止についてニュースの編成上や安倍首相の緊急事態宣言の会見によるものだという。
ただ、4月17日の安倍首相の会見時の際は放送しており、岡村の不謹慎発言をうけ
「多くの視聴者が視聴するゴールデンタイムに放送するのを思案している」印象をもつ。
ただ、筆者は岡村が番組を降板する必要は全くないと考える。
その理由を説明していこう。
「岡村は謝罪の上相方の矢部から公開説教」
騒動の発端は、岡村がMCを務めるラジオ『オールナイトニッポン木曜日』の4月23日放送分。
リスナーから「新型コロナウイルスで風俗に行けない」とメールが寄せられ、岡村が「美人が短期間でお金を稼がないと苦しいから風俗をやります」と答えた。
これに対し、『下流老人』の著書がヒットし貧困問題などに取り組むNPO法人ほっとプラス理事の藤田考典氏が異議。
藤田は、「お金を稼がないと苦しい女性が風俗にくることは楽しみ異常な発言で撤回すべきではないか」という記事を寄稿。
藤田氏の記事は、あっという間にツイッターで話題になり、「岡村不謹慎発言」、「男女差別」といったワードがトレンド入りした。
藤田は、女性の貧困状態を喜び性の商品化を歓迎する発言をした岡村や番組に苦言を呈した。
その後、岡村が謝罪後も藤田はヤフーニュースで「困っている女性が風俗に』大変不適切で深く反省」遅すぎる見解表明と問題意識の希薄さ」という記事を寄稿。
https://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/20200429-00175945/
藤田は、岡村の謝罪が遅く、本人の番組降板も含め厳正な対処を求めている。
岡村氏は確かに生活に困り風俗で働き稼がざるおえない人達へ配慮に欠けたコメントと言わざるおえない。
しかしながら、岡村は自身の不適切発言について30日のラジオ本番を待たず謝罪しており、比較的迅速な対応だろう。
岡村のラジオ番組では、相方のお笑いコンビナインティナインの矢部浩之氏が緊急生出演。
矢部は「風俗キャラを作りキャラクターになり無意識に話していたと思うけど電波で発言したのは大問題」と岡村の発言を問題視。
その上で、矢部は岡村を「ラジオってセリフで話してるわけやないから岡村隆史が女性に対し男尊女卑の考えや軽視してる人間やと思われても仕方ない」と指摘。
その他、矢部は岡村に「50歳で風俗ネタで笑いをとるのは改めた方がいい」、「結婚して景色を変えたほうがいい」など次々と相方岡村を厳しく叱責し続けた。
岡村は風俗発言に対し真っ向から向き合い矢部に怒られながら真摯に反省した態度を示した。
筆者も20年以上、ラジオを聴いているが冗談なしで相方の言動を約2時間真剣に注意した番組は初めてみた。
放送終了後からツイッター上で話題になり、《ナインティナインがますます好きになった》、《岡村の発言内容はいきすぎたが、非を認めて謝罪した。降板しろ運動で1人の人生を追い詰めないで、もう1度チャンスを》などという岡村に再びチャンスを与えてほしい声も少なくない。
「風俗関係の人たちも否定的な意見ばかりではない」
それでは、実際に風俗関係の人たちの意見はどうか。
元風俗嬢のナカジマハルキさんはツイッターで「(岡村さん)人当たりもよくプレゼントも用意してくれ、好印象。批判する人が風俗を下に見る発言が本当に嫌。(中略)風俗も他の仕事と同じように見てもらえる平等な社会を望みます」と持論を述べた。 https://snjpn.net/archives/193581
『裏のハローワーク』や『実録ドラッグリポート』など裏社会に関する著作を多数出版した作家の草下シンヤ氏は「岡村さんの発言は風俗業界では常識で、スカウトの人間も経営側も同じことを言っている(中略)。「本当に風俗好きなんだろうな、その中の常識で語ったら炎上したんだな」というのが素直な感想」とツイートしている。 https://twitter.com/kusakashinya/status/1254954171419123714
元風俗嬢の女性から「ここぞとばかりにフェニズムを語る人間がいて違和感があります。風俗の世界はもっと懐が広くて深いの」と意見が寄せられた。
もちろん岡村の発言に否定的な意見もあるだろうが、それほど多くはないという印象をもつ。
「岡村降板署名運動は論点がズレている」
岡村への批判はラジオのみにとどまらず、テレビへも波及している。
『チコちゃんに叱られる』(NHK)は、岡村がMCを務め日常の素朴な疑問を解答者にぶつける人気バラエティ番組。
解答者が答えられないとチコちゃんが大声で「ぼ~っとしてんじゃねえーよ」と発言するのでおなじみだ。
昨日、ツイッター上で「女性軽視発言をした岡村隆史氏に対しチコちゃんの降板及び謝罪を求める署名活動」が巻き起こっている。
当番組は子供が多く視聴する公共番組として、風俗発言をした岡村の司会は不適切だと主張するが無理がある。
岡村は別番組で発言したのと、問題の本質が貧困な人たちが性風俗に流れてしまう今の日本社会や福祉にあるわけだ。
藤田氏もヤフーニュースの記事で「性産業に従事する構造が作り上げられ、性産業、性の商品化の需要は凄まじい。異常なほど女性の性的搾取に執着する構造が福祉の拡大や拡充を阻止している実態がある」と述べている。
つまり、『チコちゃんに叱られる』の司会降板云々は当初の問題提起からズレている。
「番組降板反対人数対支持人数が比較にならない」
次に、数字の面でみると岡村のラジオを放送するニッポン放送に寄せられた意見はわずか120件、放送終了後に300件の計420件でNHKに関しては非公表だが多くて数千件といったところだろう。
中には岡村を擁護する声も含まれており、同一人物が複数回抗議している可能性も考えられる。
岡村のラジオスポンサーである高須クリニックの高須克弥院長は「スポンサーとして、岡村隆史くんのおわびを受け入れます。これからも応援し続けます」と引き続きスポンサー支援継続を表明した上で、「この問題は僕の中では終わりました。これ以上彼を追い詰めることに明確に反対します」とこれ以上騒動を広げるのに反対の意を表明した。
また、前述した「女性軽視発言をした岡村に対しチコちゃんの降板及び謝罪を求める署名活動」の賛同人数は7100人。(4月30日現在)
日本の人口は総務省統計局によれば1億2596万人(4月20日現在)であるのを考えれば、「番組を降ろせ」と騒いでいるのは人口の1%以下にすぎない。
一方で、岡村のラジオは今年2月17日から23日に行われたビデオリサーチ首都圏ラジオ聴取率調査」で時間帯トップの聴取率を獲得している。
岡村の相方ナインティナインの矢部浩之と一緒にコンビを組んだ時代から通算すると、26年目の長寿番組。
加えて、『チコちゃんに叱られる』においても、視聴率は平均15%程度と高水準をキープしている。
ちなみに、4月18日の放送は世帯視聴率が15.7%、個人視聴率が8.5%をマーク。
世帯視聴率でいえば、正確な数字算出できないがおおよそ1000万人~1500万人が視聴していると推計される。
つまり、岡村がMCを務める番組に対するクレーム数と視聴者数を比較すれば、断然支持する方が多いといえる。
このように、岡村は公共の電波で矢部から前代未聞のガチ説教をうけ謝った上で深く反省の意を示した。
また、「番組から降ろせ」という意見に比べ、支持する人たちが多数なのを考慮すれば岡村の番組降板は全く必要ない。
施設探しでケアマネ以外に老人ホーム紹介センター利用 長所と短所を考察
祖母は認知症が進行し、昨年11月末に在宅から施設に入所し2ヶ月が経過した。
1月中旬に精神病院へ転院し、現在は心身状態は落ち着いているが最初に入所した老健では、2日目からハプニングの連続だった。
介護職員の再三の説得に応じず、利用者に向かって突然大声を出して怒鳴ったり、食器を投げたり、夜中泣き出したり・・・。
そのような毎日が続き施設から「利用者へ迷惑にもなるし本人が一番辛いと思うので精神病院で一度治療してから戻ってきてほしい」と告げられた。
老健のケアマネージャーは「費用は出せない、精神病院は嫌というなら在宅介護に戻りはったらどうですか?」の一点張り・・・。
いい方法はないものかと私は地域包括センターに連絡し、「精神病院以外に特養か民間施設でお手頃な施設はありますか?」と尋ねた。
すると、地域包括センターの方が「老人ホーム紹介センターという民間団体なのですが、老人ホームの情報をよく知っておられます」と紹介をうけた。
はじめて老人ホーム紹介センターの存在を知る。
そこで、介護者からみて老人ホーム紹介センターを利用する際の長所や短所を体験談と共に考察する。
「すぐ自宅へ急行し老人ホームの紹介をうけられる」
老人ホーム紹介センターは民間の業者で老人ホームに入居したい人と入居募集中の施設をマッチングさせ、施設から紹介料をもらい経営しており、全国に多数ある。
早速老人ホーム紹介センターへ電話をすると、50代位の男性相談員が祖母の状態や家族の意向や悩みをひととおりヒアリング。
その後、私は「毎月支払える予算が12万位で暴れたり大声を出したりしますが受け入れてくれるところはありますか?」と相談員に尋ねた。
すると、相談員は「費用やサービスの内容に地域差が結構ありましたね、探してみます、多分あると思います」と。
それから数日後、相談員から「紹介したい施設が数件ありますのでご自宅へお伺いしてもよろしいですか?」と電話が鳴った。
私は「出張していただけるんですか?費用はおいくらですか?」と聞くと、相談員は「費用は無料なんです、われわれは紹介した施設からマージンを受け取る形で」と答えた。
無料で相談から自宅へ出張してくれるというのは忙しくしている介護者にとっては大変ありがたい。
「ケアマネや役所では困難な情報も入手可能」
翌日、早速スーツを着て正装した50代ぐらいの男性相談員が自宅を訪問。
相談員は「おばあさまが大変なようですね。暴れたり大声で叫んだりされるのとご予算的にご紹介できる数が限られますがいろいろあたってみて3件みつけました」と言われ、電車・バス・車で片道30~40分ぐらいの老人ホームを3件紹介をうけた。
その中に建物自体は築25年近くと新しくはないものの、アクセスが便利、1階がデイサービス、2階と3階がシェアハウス形式の寝室があり、部屋代がかからず月8万円(オムツ・パッド・日用品は別)という施設が。
価格がリーズナブルなことと、デイサービスが併設され、祖母が少しでも体を動かしADL(日常生活動作)が維持・向上すればということから1度面会と見学をお願いした。
相談員は「早速連絡してみます」と施設の担当者と連絡をとり、面会や見学日時を打診。
その直後に祖母の精神病院転院が決まり、案内はいったん見送りに。
もし祖母の精神病院転院が決まっていなければ、老人ホーム紹介センターの相談員の方が施設見学や面会に同行し施設の担当者と一緒に話を聞き、入居するか否かを一緒に判断してくれるということだった。
3件共、祖母の住所以外の市区町村や都道府県の老人ホーム以外を案内をうけ、ケアマネージャーや役所の福祉課や自分自身で探すことは困難な情報。
老人ホームを探す際、ケアマネージャー、地域包括センター、市区町村の福祉課は地元の施設情報に長けている分、隣町や異なった都道府県の情報は入手が困難。
そういう時に老人ホーム紹介サービスは例えば関西なら2府4県をカバーし幅広い老人ホームの情報を得ることが可能だ。
また、老人ホーム紹介サービスセンターの相談員は日頃から老人ホームなど介護施設とやり取りをしているので、施設の評判を率直にアドバイスをうけられる。
「フラットな視点で紹介しない業者も・・・」
一方で、老人ホームから紹介料をもらい経営しているということは、裏を返せばフラットな視線で契約をしない業者もいる。
私が体験したある老人ホームj紹介センターに相談した時の出来事。
月12万円程の老人ホームを紹介され相談員に「特養と同じ位の値段ですよね?それなら近くの特養の方が綺麗で雰囲気よく職員さんの対応も悪くなくレクリエーションも活発なようですし」と質問した。
すると相談員は「特養は医療行為に制限があるので、もしおばあさまが今後胃ろうや点滴などが必要になった場合施設を変わらないといけない場合がありますので」と返してきた。
私は疑問に感じたので調べてみると、特養にもよるが今は胃ろうや点滴が可能な施設もあるという。
おそらくその相談員は契約を決めたいがあまりに案内したのだろうが・・・。
まとめると、正しい案内をしなかったり、利用者や介護者の意向より半ば強引に契約を成立させようとする業者があるのを注意し、老人ホーム紹介センターを利用するのも選択肢の一つに入れるといい。
施設案内から相談、自宅まで出張、施設紹介、面会・見学同行、契約まで一貫してサービスが無料でうけられ、地域包括センター、役所、ケアマネージャーが紹介する老人ホームと比較できるのは、いい施設探しをするヒントがみつかるはずだ。
認知症の薬をやめ祖母の認知症症状が劇的に改善した
祖母が認知症の進行で昨年11月末、老健から精神病院へ転院し約1ヶ月。
老健でみられた大声を出したり、他の利用者に暴言をはくなどの粗暴行為が落ち着き状態が安定し食欲も回復。
私は主治医から「最初来た時は全介助が必要で状態が安定しているので、大部屋に移して様子をみましょう」と説明をうけた。
私は主治医に「ご無理言って申し訳ないのですが、極力薬を使用せず、様子をみてほしい。祖母に人間らしい生活を送ってほしいので」とお願いした。
なぜなら、以前認知症の薬を使用し祖母の症状が悪化したことがあるからだ・・・。
「呂律は回らない、歩行困難、大きないびき」
昨年夏、徘徊、外出願望、トイレの便器と逆を向き尿をしたり、お箸とスプーンの使い方、着衣着脱ができなくなるなど認知症の進行が加速し、病院へ。
「最近調子はどうですか?」、「ご飯は食べられていますか?」、「よく眠れていますか?」と2分ぐらいの診察。
そして、医者から「興奮状態を抑える薬、よく眠れる薬出して様子をみましょう」といわれた。
処方された薬は認知症の進行を抑えるレミニールが朝・夕1錠、興奮状態を抑える安定剤の『セレネース』が朝・昼・夕と1錠、睡眠薬の『レンドルミン』と『ユーロジン』が1錠ずつ。
病院から帰宅し、早速服用させると祖母の容態が急変した。
日中は呂律が回らなくなり何を言ってるのかわからず、部屋中の服を荒らしたり、フラフラで歩行困難。
夜間は今まで聞いたことがない大きないびき、夜間から早朝まで一度も起きてくることはない。
私が「ばあちゃん、今日はデイサービスやで起きや」と10回程度言ってようやく体を起こしはじめた。
祖母は歩行がフラフラ、呂律は回らない、あくびばかりしている・・・。
「異常行動が止まらず老健でも似た症状が・・・」
祖母のあまりの変貌ぶりに私は急いで主治医と連絡をとり、再度病院へ。
医者から「徘徊や情緒不安定や不眠が醜いと言われたので、ガッツリ薬を出しました。セレネースとユーロジンをぬいてレミニールだけ飲ませてください」と言われた。
そして、夕食後レミニールを服用させしばらく様子をみた。
すると、自分の部屋でしゃもじや自身の若い頃の写真をベッドの上に置いたり、カバンからメガネ、財布、口紅などを取り出したりしまったり。
ある時はタンスからたくさんの洋服を取り出したりしながら「あーもうわからへん、もう」と何度も大声で叫び興奮状態にあるようだった。
私は「ばあちゃん、もう夜遅いから早く寝るんやで」と伝えるも「わかってるの、だけどこれが終わらないと寝られないのよ」と言ってきた。
そして、朝方「おえっ、おえっ」と声がしたので、様子をみにいくと部屋に嘔吐していた。
これと似た症状が最初に入所した老健でもみられた。
老健では粗暴行為が度々発現し、『プロキゾラム』、『デパス』、『チアプリド』3種類の精神安定剤を投与された。
すると、祖母は口をあけてぼっとし一点をみつめ何もしゃべらない。
食欲も減退し、点滴投与寸前で衰弱し一時期覚悟した。
「余分な薬を減らした結果元通りの祖母の姿へ」
話を老健から在宅介護の話に一旦戻る。
主治医に症状を説明すると、『レミニール』とよばれる認知症の進行を抑える薬の副作用に興奮し吐き気をもよおす場合があって出たのではないか、一度薬を全部ストップして様子をみてましょうか」と言われた。
寝る前に『ロゼレム』1錠、『ユーロジン』半錠を服用する以外は認知症に関する薬は以前の『メマリー』のみに戻した。
現在入院中の精神病院の主治医、介護士、看護士は脱認知症、脱精神安定剤、脱鎮静剤という私の無茶ぶりなリクエストに協力していただいている。
そのおかげで老健で一時期は危ないと思った祖母がみるみる回復し、表情がよく笑顔も多くよく話し、とろみ食ではあるが、食欲もあり老健でみられた粗暴行為もない。
つまり、私の祖母の場合は薬の副作用が強く出てしまった格好だ。
主治医も「薬や鎮静剤でQOLが低下することも少なくないからねえ、慎重に投与すべきだね」と言っていた。
祖母だけではない。
国内で認知症の症状進行を抑える抗認知症薬が85歳以上の高齢者人口の2割に使用されているとする調査結果を、医療経済研究機構のチームが発表した。
それによると、認知症患者は国内で約500万人いると推計されているが、2015年4月からの1年間に抗認知症薬が処方された173万3916人分のデータを分析した。
その結果、人口当たりの年間処方率は年齢と共に高くなり、85歳以上の高齢者で17%。年間総処方量の47%が85歳以上の患者だった。
また、富士経済の調査によると、認知症治療薬の市場規模は2024年に2045億円となり、15年実績(1442億円)に比べ、市場が40%以上拡大するとの調査結果 22年には2000億円を突破予定。
20年までは毎年、市場が前年比で100億円前後拡大、21年は前年比約40億円増、22年以降は毎年、前年比30億円未満の増にとどまり、21年以降は成長が鈍化すると予想されている。
厚労省の有識者検討会は1月末、認知症の治療薬を使用中に幻覚や暴力、めまいなどの副作用が疑われる症状には医師らに中止や薬の変更を検討する方針を打ち出した。
薬の多用で高齢者に副作用などのトラブルが出るのを防ぐのが目的。
今回祖母の症状が劇的に改善したことや諸外国に比べ日本の処方率の高さ、相次ぐトラブルをみると認知症の人に処方する薬はやめるか、使用しても最小限が好ましいのではないだろうか。
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大坂なおみから学んだ介護で活かせること
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大坂なおみが昨年9月の『全米オープン』に続いて『全豪オープン』に優勝し4大会連続優勝を飾った。
グランドスラム初優勝からの連覇は史上6人目18年ぶりの快挙、世界ランキング1位になることが確定。
30歳すぎから祖母の在宅介護を6年間経験(昨年11月末施設)した者として、強靭なメンタル力や相手をたたえることを忘れない大坂の姿は多くの介護者にいかせる部分があると感じた。
「マイペースで尋常じゃないメンタル力」
尋常じゃないメンタルの持ち主だと感じさせるシーンがあった。
昨日の決勝戦、第1セットをタイブレークで奪い、第2セットを5-3とチャンピオンシップを握りながら対戦相手のクビトバに逆転されたが、第3セットを6-4で取り返した。
普通なら逆転されるとそのままズルズルと相手のペースにもっていかれてもおかしくない。
メンタルが弱いと言われていた大坂を変えたのはサーシャ・バインコーチの存在が大きく、とにかくポジティブな言葉をかけ続けたという。
また、昨年のパリバ・オープンで優勝した直後、大坂は「ハロー、私はナオミです。OK、気にしないで」と自己紹介からはじまり、何か忘れてないかしら…私は何かを忘れてないかしら」と自問自答。
「あっ、スポンサーに感謝しないと」とスポンサー名を何社も読み上げ、「史上最悪のスピーチかも」と言い、会場は爆笑に包まれた。
これまでの結果や試合直後にこれだけマイペースにインタビューをうけたり、スピーチできるのは並のメンタルではできない。
『全豪オープン』の決勝進出を決めた際のインタビュアーと大坂のやり取りが象徴的。
インタビュアー「散歩したりする?」
大坂「寝ます(笑)。その後で散歩するかもしれないけど、多分しないかな」
インタビュアー「なおみ、散歩は仕事と同じだよ」
大坂「うん、でも・・・」
介護の場面でメンタル力やマイペースさが必要な場合が多々ある。
認知症が進行してくると、トイレの場所や仕方を忘れる場合が大半で多い日は1日10回以上介助をすることになる。
介護者は夜間から早朝にかけて度々起こされ、睡眠時間の確保が難しい上に介護される方はやり方がわからなかったり不安や混乱からイライラしている場合がある。
このような場合、注意しながら介助する人とそうでない人と分かれるが、後者の方が望ましいと考える。
なぜなら、注意しても理解できないし、不安や混乱が増し怒り出したり泣き出すだけ。
祖母の場合、トイレで便器の向きを間違えて尿をすると「あらま、やってもうたかハハハ、大丈夫やがな」と極力笑いながら焦らずペースに合わせてゆっくり対応。
両親を10年間病院勤務しながら在宅介護をしていた彼女は「あんたのマイペースなところがばあちゃんを落ち着かせてるんだと思うよ」と言われた。
この対応は在宅介護でマンツーマンの環境下なら可能だろうが、介護施設では難しい。
夜間2人の介護職員に対して20人以上の利用者をみていることも少なくないので。
「相手をたたえることを忘れない」
大坂は相手を称えることを忘れない。
昨年の『全米オープン』でテニス界の女王であるセリーナ・ウィリアムズを2-0でストレート勝利し、日本人初優勝をはたした。
だが、会場はセリーナ・ウィリアムズを応援するファンが圧倒的に多く表彰式でブーイングの嵐・・・。
そんな中、大坂は「皆がセリーナを応援していたのを知っているから、こんな終わり方になってごめんなさい、ただ伝えたいのは試合をみてくれてありがとう。セリーナと決勝で試合することを夢見ていて夢が叶ってうれしい」と答えた。
このスピーチでブーイングだった会場が絶賛の嵐になり、涙を流す人までいた。
昨日の『全豪オープン』決勝戦で優勝直後、大坂は対戦相手のクビトバに
「本当におめでとうございます。これがあなたとの初対戦になってほしくなかったのですが、あなたとあなたのチームにおめでとうといいたい」
とコメントしている。
大坂はブーイングをうけた相手であろうと決勝戦で戦う相手であろうとリスペクトする心を忘れない。
介護を続けていると「どうして俺(私)の思いが伝わってくれないんだ」とイライラすることも少なくない。
認知症が進行してくると財布を外に置き忘れたり、多額のお金を1日で使いこんでしまったり、勧誘に騙されたりとお金の管理が難しくなってくる。
私の祖母は洋服が大好きで1日50万近くを使いこんでしまい、私が金策に走ることもあった。
このようなことがあると家族が金銭管理せざるおえなくなる。
しかし、「なんで私のお金を盗られないといけないの?」、「警察に電話するわよ」、「通帳や印鑑を返して」などと平然と言ってくる。
本人はおかしな行為をしていると思っていない。
だから、いきなり財布や通帳を奪いあげたり怒ったりするのではなく、10万円入っていた財布を5万円にしてみたり、子供用に売っている札束を入れたり、ゲームセンターのコインを入れてみるのもいいだろう。
通帳やキャッシングカードについては、昔の本人名義のものと変えてみたり、家族の口座と変えてみたり。
私は祖母に子供用の札束を入れ、昔の本人名義口座とよく入れ替えつつその間に「ばあちゃん、年齢いくとな誰でもお金の管理って難しくなるねん。せやから家族に預ける人がほとんどやねんで」と説得を続けた。
1年半ぐらいは「あんた私のお金を勝手に使って泥棒や」と祖母に言われ、ついカッとなり「ほんなら勝手にせえや」と言い合いになることがしばしばあった。
自分よがりになり祖母の気持ちに立てていなかったと反省するもまた同じ言い合い。
それでも説得を続け2年ぐらい経過したある日、「あんたに預けるわな。誰にも言わんとってや」と言ってくれた。
大量のブーイングを浴びせられながらも「試合をみてくれてありがとう、戦えてうれしい」と対戦相手や観客に向かって相手をたたえあうことの大切さ。
そして、世界大会の緊迫感が溢れプレッシャーの中、マイペースに語れ戦える強さ。
21歳という若き天才テニスプレーヤーから学ばせてもらうことは今後もたくさんありそうだ。
彼女の活躍にますます目が離せない。
年末年始合計視聴率ベスト20を独自集計
年末年始特番(2018年12月24日~2019年1月9日まで)のゴールデン・プライムタイム帯に放送された1月9日現在の視聴率発表分(ビデオリサーチ社調べ)から、視聴率、録画率、ツイート数3つを「合計視聴率」という形でベスト20を独自集計した。
集計方法は、視聴率はビデオリサーチ社から発表された数字をそのまま転記、録画率はレクザ予約ランキング、ツイッターはツイらんのツイート数上位ベスト10を10点満点で計算。
1位は10点、2位は9点、3位は8点というように点数化し視聴率にプラスしてみた。
合計視聴率ランキングベスト20
番組名 | 視聴率 | 録画率 | ツイッター | 合計視聴率 | |
紅白歌合戦 | 39.5 | 8 | 10 | 57.5 | |
箱根駅伝複路 | 32.1 | 6 | 38.1 | ||
箱根駅伝往路 | 30.7 | 5 | 35.7 | ||
ガキ使笑ってはいけない | 13.5 | 10 | 8 | 31.5 | |
格付けチェック | 19.7 | 5 | 3 | 27.7 | |
第60回レコード大賞 | 15.7 | 2 | 9 | 26.7 | |
下町ロケット | 14 | 9 | 23 | ||
相棒元日SP | 15.5 | 7 | 22.5 | ||
アメトーーク5時間SP | 10.3 | 10 | 1 | 21.3 | |
8時だJ | 13.5 | 7 | 20.5 | ||
笑点日テレアナペア大喜利SP | 19.6 | 19.6 | |||
ダマされた大賞 | 10.1 | 9 | 19.1 | ||
笑ってこらえて | 18.4 | 18.4 | |||
踊るさんま | 17.1 | 1 | 18.1 | ||
犬上家の一族 | 11 | 6 | 17 | ||
金スマSP | 14.7 | 2 | 16.7 | ||
イッテQ2時間SP | 16 | 16 | |||
全日本フィギュア男子フリー | 15.4 | 15.4 | |||
ポツンと一軒家 | 15.4 | 15.4 | |||
チコちゃんに叱られる大河SP | 15.4 | 15.4 |
リアルタイム視聴率ベスト20
紅白歌合戦 | 39.5 | |
箱根駅伝複路 | 32.1 | |
箱根駅伝往路 | 30.7 | |
格付けチェック | 19.7 | |
笑点日テレアナペア大喜利SP | 19.6 | |
笑ってこらえて | 18.4 | |
踊るさんま | 17.1 | |
イッテQ2時間SP | 16 | |
第60回レコード大賞 | 15.7 | |
相棒元日SP | 15.5 | |
全日本フィギュア男子フリー | 15.4 | |
ポツンと一軒家 | 15.4 | |
チコちゃんに叱られる大河SP | 15.4 | |
ウルトラマンDASH | 15.3 | |
はじめてのおつかいSP | 14.9 | |
金スマSP | 14.7 | |
下町ロケット | 14 | |
有吉ゼミ | 13.8 | |
嵐にしやがれ元日SP | 13.8 | |
サザエさんお正月SP | 13.6 |
ツイート数ベスト10
番組名 | 視聴率 | 録画率 | ツイッター | |
紅白歌合戦 | 39.5 | 8 | 2084249 | |
第60回レコード大賞 | 15.7 | 2 | 316128 | |
ガキ使笑ってはいけない | 13.5 | 10 | 179372 | |
8時だJ | 13.5 | 119294 | ||
箱根駅伝複路 | 32.1 | 104306 | ||
箱根駅伝往路 | 30.7 | 97863 | ||
水曜日のダウンタウンSP | 8.6 | 54164 | ||
格付けチェック | 19.7 | 5 | 45495 | |
金スマSP | 14.7 | 42280 | ||
アメトーーク5時間SP | 10.3 | 10 | 41021 |
「紅白・レコード大賞の圧倒的強さと格付けチェックの人気、ガキ使、アメトーークの録画率の高さ」
視聴率・録画率・ツイッター3部門共に人気だったのは『紅白歌合戦』と『第60回日本レコード大賞』の音楽特番。
『紅白歌合戦』は視聴率39.5%(1部、2部平均)で2位の『箱根駅伝往路』を7.6%も引き離しダントツトップ。
また、両番組で特徴的なのは圧倒的なツイート数の多さ。
『紅白歌合戦』は2084249ツイート、『第60回日本レコード大賞』は316128ツイートとツイート数1位、2位をマークし、3位の『 ダウンタウンのガキの使いやあらへんで、絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時』の179372ツイートを大きく上回った。
近年、音楽特番はツイート数が多い傾向でテレビをみながらツイッターでやり取りや動画をアップする習慣が定着しつつあるのだろう。
バラエティ番組に目を向けると『格付けチェック』がリアルタイム視聴率19,5%と1位、録画率とツイート数もベスト10と3部門全て高く安定した人気。
また、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで、絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時』、『格付けチェック』、『アメトーーク5時間SP』、『8時だJ』は録画率の高さとツイート数が多く、ベスト10圏内に。
『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで、絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時』は録画率で1位、ツイート数は3位。
『アメトーーク5時間SP』は録画率で1位、『8時だJ』はツイート数が119294ツイートで3位を記録した。
ドラマでは『下町ロケット』と『相棒元日SP』が視聴率や録画率で上位にランクイン、『犬上家の一族』も視聴率こそ11%だったが、録画率が高く全体の15位に入った。
「フジテレビバラエティ班がんばれ」
合計視聴率ランキングベスト20でNHKと民放キー局(日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)を局別にみると、NHK日本テレビ8番組、テレビ朝日5番組、TBS3番組、NHK2番組。
録画率とツイート数を足してもリアルタイム視聴率1、2の日テレとテレ朝の番組が大半を占める結果となった。
一方、かつて民放トップだったフジテレビが『犬上家の一族』、『世界フィギュア選手権』の2番組のみ。
バラエティ番組が一つもランクインしていないのはあまりにも寂しすぎる・・・。
『オレたちひょうきん族』、『テレビ夢列島』、『27時間テレビ』『めちゃイケ』などのバラエティでテレビの面白さを教えてもらった者としては是非とも頑張ってほしい。
「視聴率至上主義いよいよ終焉へ」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190106-00000047-kyodonews-cul によると、
今月の21日から2月初旬まで関東地区で視聴者が閲覧している番組の膨大なデータを民放5局がシェアしあうという。
パソコンやスマートフォンの普及で視聴スタイルが多様化する中、テレビ受像機のみのデータで人口比率に応じた数値で評価されると、どうしても50代以上の視聴者に合わせたテレビ番組が増えてしまうのが近年の傾向である。
そのような傾向に多くの疑問の声があがり、総務省・テレビ局・スポンサー・広告代理店などがようやく各社と情報を共有し試験導入に踏み切った格好だ。
本格的な導入には2、3年は要すると思うが、視聴する年齢、都道府県、市町村、視聴形態、15秒単位のテレビ番組とテレビCMの接触率、テレビ視聴動態変化、個々のテレビ視聴時間など細かなデータが取得できる。
それにより、テレビ局や広告代理店は若年・中年層向け番組を正確な数値に基づきスポンサーにPRができたり、視聴者は従来より多様な番組が楽しめるようになるだろう。
今回指標を増やし、集計したことで音楽番組がツイートや動画をアップしながら視聴する傾向やバラエティ番組に録画率とツイート数を入れるだけで総合的な順位がコロッと変化した。
今のニーズに合い多様な番組が評価される時代に一日も早くなりテレビがさらに盛り上がる未来が待っていることに期待したい。
☆今後もこの調査を継続してほしい、面白かったなど共感いただいた場合、ブックマークと読者登録と拡散を是非よろしくお願いします!!!
普段はツイッター @ torata_t中心につぶやいています。
年末年始の介護サービスを上手に利用するコツ
間もなく2018年が終わろうとしている中、年末年始に「旅行へ行きたい」、「恋人とすごしたい」、「急用ができた」など介護から少し離れたいと思ったものの、在宅介護をしている人たちも少なくないだろう。
筆者は30歳過ぎから認知症祖母を6年間在宅介護、11月末から介護老人保健施設(老健)で施設介護を経験しているが、年末年始を何度か在宅介護していた。
そのうち一度だけ39℃近く発熱しながら介護をしたことも・・・。
しかし、介護者が急病やケガをした際や仕事や旅行などプライベートでもある程度介護サービス利用のコツをつかめば休みながら介護することが可能になることもある。
6年間お世話になったケアマネジャーや介護職員の方々のアドバイスももりこみながら書いているので参考にしてもらいたい。
「年末年始利用の施設予約は2ヵ月前からスタート」
介護サービスは午前から夕方ぐらいまでを施設ですごすデイサービスやデイケア、終日を施設ですごすショートステイなどがある。
年末年始は施設など介護サービス利用が殺到し争奪戦・・・。
毎月ケアマネジャーと次月の介護施設利用計画を決めるが、年末年始は1ヵ月前倒し。
「年末年始の予定はどうされますか?ご旅行に行かれるとか、お仕事とかございますか?一応希望曜日は施設にお伝えしますがその通りにならないこともございますのでご了承ください」というようなことをケアマネジャーにサラリと告げられる。
「えっ?まだ10月初めなのにもう予定決めないといけないの?」と介護した当初は驚いたが・・・。
希望曜日を絶対にとりたい場合は10月初めには予定を決め早めにケアマネジャーに伝えること。
また、予約はとれなくてもキャンセル待ちをしている施設は多いので、希望曜日・時間を伝えておく。
と共にデイサービスやヘルパーなど日中に利用できる介護サービスも利用したい旨ケアマネージャーに申告するといい。
実際、周囲で介護中の人をみていると 偶然当日キャンセルが出て緊急性が高いということもあり3泊4日みてもらったり、前日にキャンセルが発生し日中デイサービスを利用できた人など多数いる。
「病気やケガでどうしても介護できない場合の対処法」
筆者は在宅介護6年間で1度だけ年末にカゼをひき39℃近く発熱し咳もひどかったので、ケアマネジャーに連絡した。
ところが全然つながらない・・・。
ケアマネジャーが在籍している会社も全員年末年始休暇に突入していた。
なので、祖母を一人にできず一緒に病院へ行き帰宅。
そして、「ちょっと助けてしんどい倒れそう」と母親にヘルプ。
周囲からは「母親は実の娘だろ、看るのが当たり前だろ」というふうに言われたが、母親と祖母がうまくいっているなら筆者はそこまで介護に介入していないだろうと思いながら・・・。
母親が急遽自宅に来て、祖母のご飯、洗濯、買い物、オムツ替えなどを介助した。
このドタバタ劇に祖母は「シンゴ、無理したらダメだよ。病院に入らなくていいんかいな?私手伝うよ」と歩行がフラフラした祖母を逆に心配させてしまう始末。
しかも、筆者が寝こんでいると「シンゴくん、全部洗っといたからね」と祖母が晩ご飯の洗い物を全て済ませていてくれ・・・。
「ばあちゃん、すまんなあ、おおきに」とお礼を言うと、「いいんだよ、しんどい時は寝とかないとね」と笑いながら床につく祖母。
どっちが介護しされてるんだか・・・。
後日、「ご案内がもれていてすいません、年末年始にそのように急にご体調を崩された場合は施設に直接連絡してもらえれば」とケアマネージャーからアドバイス。
筆者のようなドタバタにならないようまずは体調管理を万全にするのはもちろんのこと、普段からお世話になっているショートステイやお泊りデイサービスなど介護施設に直接連絡し、相談するのが一番の近道と言えそうだ。
「一ヵ所でいいので常連施設の確保を」
「お客様QRコードのこの部分をご覧いただくとジュース一杯が無料になります」先日週1回は行くある飲食店で多くの客がいる中、店長が筆者だけにコッソリ教えてくれ嬉しかったが、介護施設も1ヵ所でいいので常連施設を確保しておきたい。
祖母はお泊まりデイサービスの職員を気に入り週2回お泊まり、週1回デイサービスと週3回ペースで約4年間利用。
祖母、筆者・母親、施設職員とすっかり常連となり信頼関係が構築され、年末年始の他ゴールデンウィーク、夏休みなど大型連休、私や母親が急病の時、当日に電話してもOKしてくれることが多かった。
そのおかげで家族が年に何度か勢ぞろいすることができ、祖母と一緒に年末年始は毎年のように家族が揃いおせち料理を食べたり、初詣に行ったり、国内旅行に行ったり、食事にでかけるなどできた。
だから、1カ所常連の施設を確保しておくことは無理をしすぎない介護をする上で重要といえる。
年末年始を上手に介護サービスを利用しながらすごすのは意外に難しいことがお分かりいただけたと思う。
ただ、コツさえつかんでしまえば忘年会で仲間と飲んだり、海外旅行へ行ったり、おせち料理を食べたり、恋人とすごしたりと介護をしていない人と同じような生活が送れる可能性が高まる。
「あけましておめでとうございます、私はもうそれほど長くはないと思いますが生きれるだけ生きますので皆さんご協力お願いします」
お正月の祖母の挨拶で笑いが起こるような正月が毎年すごせていたように。
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介護施設2週間で祖母が退去勧告、原因と対処法
「今のままですとこれ以上施設で看るのは難しくなります」
施設から突然事実上の退去勧告され困惑している・・・。
筆者が6年間在宅介護をした祖母がここ2、3ヶ月認知症がグッと進行。
トイレの場所や仕方、トイレットペーパーのふき方、オムツの上げ下げがわからない回数が増え、部屋の衣服を散乱させたり、電源コードをかじるなど在宅介護が極めて厳しくなり先月末老人健康施設に入所。
参照1
つまり、在宅復帰を目指す支援やリハビリを提供する役割を担う施設という位置づけで一般的には3~6か月毎に入所期間の見直しがある。
しかし、6年間担当していたケアマネジャーさんから「この老健さんは看取りまで対応していただけますよ」と推薦され、施設見学。
職員さんの対応も悪くなく、施設は築25年以上だがまずまず清潔で申込書を送付。
参照2
すると、申込書から1週間弱で施設の方より「一度ショートステイで2泊ご利用されてみませんか?」と入電があった。
「どこ行くんかいな?、お寺さん(4年程通所していたお泊まりデイサービスのこと)かいな?」と言う祖母に「ちょっとまた違う山の方やけどな」とごまかしながら・・・。
翌日、「落ち着いているので長期入所大丈夫ですよ」と施設の方から連絡。
筆者が中心となり在宅介護を続けるのには限界、正直寂しいというよりホッとした気持ちが勝っていた。
施設入所が決まり4日に1回ぐらいのペースで面会に訪れた。
1回目は誕生会、「施設入所して慣れましたか?」と施設の方に聞かれ、「全然慣れていません」とズバッと物事をハッキリ言う昔から変わらない祖母の姿をみて安心。
2回目に面会に行った時は、「あんた、よう来てくれた神様やもう今死んでもいいよシンゴくん」と祖母は泣きながら私の顔をみて喜んでくれた。
まだ筆者の名前を覚えていてくれた。
施設内は転倒防止のため車椅子移動のみなので、一緒に歩きながら散歩したりヤクルトやR-1を飲んだり甘い物を食べたりしすごした。
そして、先週の木曜に3回目の面会。
祖母は一点をみつめながらぼっとしていた。
「ばあちゃん、なんていう名前やった?」と聞いても答えられない。
完全に筆者の名前を忘れてしまった。
センサーがおかれていたり杖が詰め所に置かれていたり、薬が追加されたり様々な変化が起きていた。
2週間程前の祖母とはまるで別人。
よく泣くようになったり、無表情が多くなったり、笑顔が消え元気がなくなったり。
そして先週の木曜日。
「おばあさまですが、暴言を吐かれたり大声を出されたり物を投げたり怖がる利用者さんも出てきてこちらも何度も説得しましたが興奮状態がおさまらないことがあり精神病院もご検討されてはいかがでしょうか?」と連絡。
本日、施設との定例会議で全貌が明かされた。
続きは下記noteにて↓
老健入所2週間で祖母が退去勧告、その原因とは?|奥村シンゴ(とらた)奥村シンゴ 奥村シンゴ フリーライター、コラム二スト他 30歳過ぎから孫介護6年出版先と仕事募集中DM迄。|note
noteの登録方法(無料) まいたけの人生いろいろ日記さんを引用
noteの登録方法を画像で解説! | まいたけの人生いろいろ日記
30代男性が在宅介護に幕を閉じた理由
30歳過ぎから認知症祖母を6年間、4年目から母親(母親は脳梗塞や大腸ガンを患ったことや元々祖母とは相性が悪いため)が参加し、2人で在宅介護をしてきましたが、先日あっけなく幕を閉じ介護老人保健施設(老健)への入所が決まりました。
介護老人保健施設(老健)とは介護、介護保険法で「要介護であって、主にその心身の機能の維持回復を図り、居宅における生活を営むことができるようにするための支援が必要である者に対し……」と定められた厚生労働省が管轄する施設。
なぜ突然幕を閉じざるおえなかったのか、さまざまな事情や背景をリアルに書いていきます。
「6年間の在宅介護があっさり終了した家族と施設側の事情」
母親の元に「すみません。老健の者ですが、一度2泊ほどショートで利用されてみませんか?」と一本の電話。
電話の相手は先日見学に行った老健の職員さん。
ここ3ヵ月位祖母の症状が進行の一途。
トイレの仕方が全くわからなくなったり、電源コードをかじったり、部屋の衣服などを散乱させたり、お箸やスプーンのもち方などを忘れて食事の仕方を忘れたり。
私と母親は在宅で看るのがそろそろ限界を感じていました(
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181207-00000050-dal-ent)。
デイサービスやショートステイやお泊りデイからケアマネジャーさんに「症状が2段階位進行した」と連絡をうけていたので何件か施設見学(
https://kaigo.news-postseven.com/11970
)へ行っていました。
私たちは連絡をうけ正直ホッとし祖母を送り出しました。
1日後、 「おばあさまが大変安定しておりまして、このまま長期入所も可能でございますがいかがでしょうか?」再び老健の人から電話。
あまりにも突然だったので、「少し考えさせていただいてもよろしいですか?」と聞くと、「明日朝9時までにお返事いただけますでしょうか」と言われました。
「えっ、わずか1日で決めろと言うんか」と心は叫んでいたが口には出せません。
わざわざ提案してもらい、老健にも事情があるだろうから・・・。
祖母の進行状況をみるとこういう時もそう遠くないとある程度覚悟は決めていました。
まだもう少し在宅で看てあげたいという思いはありましたが、経済的、身体的な事情でもう精一杯。
「よろしくお願いします」と。
2人共心の中の返事は決まっていました。
「月20万、数百万の借金、1日10回超のトイレ介助・・・在宅介護を阻む二つの壁」
在宅介護を続けるには二つの壁がありました。
一つが経済的事情。
在宅介護を阻む最も大きな要因になりました。
とにかく在宅介護はお金がたくさんかかります。
祖母は電話局で一筋45年近く勤務していましたが平社員だったので、年金額は一般のサラリーマンよりは少なめではありますが、女性の中では多いほうだと思います。
要介護4、1割負担で下記の費用が発生しました。
毎月の介護サービス費はだいたい毎月約12万。
内訳(お泊まりデイを週2回はデイサービス、週2日はお泊まりを利用し月7万、ショートステイ月2泊3日で月1万、デイサービス週3利用で月2万、訪問看護週1時間利用で月7千)
他介護サービス費以外の費用は毎月約3万。
トータルすると毎月約20万位。
その上に祖母が残した数百万の借金返済・・・。
要介護4になって3年程、毎月だいたいこれぐらいの金額がかかっていました。
祖母の家はしばらく残し、私が時折寄って過ごすこともあるので家の管理費や若干の光熱費の他生命保険費はかかるものの、介護サービス費、食費、介護用品、紛失費、医療費がかからなくなります。
老健の毎月の費用が12万7千円なので、介護サービス利用料だけでも約2万3千円、
食費、介護用品、医療費(老健は病院が併設され薬代も老健負担)も不要で約4万。
介護サービス利用料約2万3千円、食費・介護用品・医療費約4万 合計6万3千円が浮く計算になります。
次に身体的な事情。
6年間平均週4日私が在宅介護をしていて最近の進行スピードは身体的に負担でした。
中でもキツかったのが夕方~翌朝までのトイレ介助(
https://kaigo.news-postseven.com/10725)。
介護サービスをうけない終日在宅の時、昼間は母親がいるものの夕方以降は私一人。
夕方~翌朝まで多い時で1日10回程処理に終われ、オムツが満タンになるので0時頃1回起こして替えたり、横もれして布団や毛布が尿でびしょびしょになり交換したり。
それが終わったと思った束の間、朝3時頃から頻繁に起き出すという毎日(
https://www.minnanokaigo.com/news/kaigo-text/home-care/no49/)。
夜間ほとんど寝られないので、昼寝は少しするものの、睡眠時間はグチャグチャで常に神経がはりつめた状態。
週5日フルタイムの仕事など夢のまた夢・・・。
ライターやコラムニスト中心にリサーチやマーケティングの仕事はしていましたが、収入や仕事ができる時間は限られていました。
正社員やフルタイム勤務は夢のまた夢、ブランクは長くなるばかり・・・。
以上のような理由で施設入所を決意せざるおえませんでした。
「入管難民法改正前に議論すべきこと」
祖母が施設入所し約1週間。
ホッとしたり、寂しくなったり、在宅で過ごす最後の日が決まっていたら何かしてあげたかったなと思ったり、色々な感情がわいてくるものですね。
在宅介護ロスとでもいうのでしょうか。
「ベッドや車椅子を引き取るとますますポッカリ穴があいたような感じになると思いますよ」とケアマネジャーさんに言われたが、そうなるのかもしれません。
先々週まで月曜はデイサービス後在宅介護、火曜は訪問看護1時間と在宅介護、水曜はデイサービス後在宅介護。
さらに、木・金曜はショートステイ、土曜夕方帰宅後在宅介護、日曜終日在宅介護というサイクルが一気になくなったのもあるのかな。
ただ、いつまでもロスっている暇はありません。
今度は空いた時間を自分の体や能力を考えつつ一歩ずつ仕事を増やして、何か少しでも社会や人の役に立つようになるのが、自分のためや祖母への恩返しになると思います。
そして、施設入所へ移行しましたが今後はその様子なども随時伝えていきます。
早速今週の日曜に面会に行き外に連れ出し20分程散歩したり、施設内で10分歩行したり、体操したり、一緒にみかん食べたり、トイレ介助したり。
認知症祖母と緊急生配信 https://t.co/TWelN0UXpy
— 奥村シンゴ(とらた)テレビ、メディア、介護ライター、コラム二スト30歳過ぎより孫介護6年出版先募集中 (@torata_t) 2018年12月2日
祖母は「来てくれたんかいな、幸せや。私はもう今日死んでもいいよ」と大泣きしていました。
家族にしかできない介護をせめて面会の時ぐらいはしようと思います。
ご承知の通り、介護施設は深刻な人手不足で先日見学した施設では夜間、利用者70人に対し4人の施設職員で看ていらっしゃるそうです。
おそらく今週中に入管難民法が成立するでしょう。
外国人を受け入れるのも大切だと思います。
ですが、介護職員さんの給与をさらに引き上げる(介護福祉士10年で月8000円アップの改善はされたものの)、在宅介護に給与制を導入、施設に預けても特段の事情がない限り週1回は面会に行き2時間面倒を看るなどなぜ議論すらしないのか疑問です。
明日は母親と誕生会に参加予定です。
「ボーっと生きてんじゃねーよ」な毎日が続きます。
今まで6年間在宅介護生活を応援していただいた皆様、感謝します。
これからも変わらぬご愛顧を頂戴できましたら幸いと存じます。
めちゃイケ今は復活するな
今年3月に22年間の放送に幕を閉じた『めちゃイケ』が終了し半年少し。
今日、片岡飛鳥と称するアカウントが突然12月22日に復活するとツイート。
片岡飛鳥とは『めちゃイケ』の総監督の事。
めちゃイケ復活! 12月22日(土)めちゃイケが復活します! 夜7時から夜11時10分まで放送します! 岡村さんがDA PUMPの皆さんとU.S.A.を踊ります!カメラを止めるな!のパロディの「カメラで撮るな!」という企画もやります!#めちゃイケ #DAPUMP #カメラを止めるな!
— 片岡飛鳥 (@asukamechaike) 2018年11月18日
もちろん番組復活の予定は全くなく、片岡のアカウントでもなく悪質なデマ。
当番組放送作家の伊藤正宏が下記のように注意喚起している。
【拡散希望】フォロワーさんから問い合わせが続くようになったのでここにも書きます。突然現れた「片岡飛鳥」なるアカウントは、偽物です。「めちゃイケ」の復活とかいろいろ言ってますが、当然、嘘です。無視して下さい。
— 伊藤正宏 (@ito3com) 2018年11月18日
関係者各位への迷惑行為、ファンの気持ちをもて遊ぶのは もってけ100万円時代からの番組を愛する一人として断じて許されない。
片岡飛鳥 (@asukamechaike)はみんなで通報して凍結に追いこもう。
デマを流した人が悪いとはいえ騙される人たちは本当にファンなのかと疑うし、筆者はもってけ100万円からの27年来のファンだが、今すぐ、来年復活してとは思わない。
その6つの理由を中心に今夏のサプライズと合わせて記す。
「放送終了後の片岡からサプライズ」
今夏、突然片岡よりフジテレビのリハーサル室に呼ばれたスタッフや演者の面々。
僕も六月あたまに頂きました。全員に授与するからsns 禁止です。と言われてました。この口の硬さは未だに、です。何で六月になったか とか 色々話してて面白かったです。ただ、このテープ、総監督の保存用になりませんように。皆さんお疲れ様でした。 #めちゃイケ https://t.co/xrSBUQyqaw
— 有野△。 (@arimorokoshi415) June 29, 2018
昨日、三ヶ月ぶりに「めちゃイケ」から呼ばれた。すると、部屋には表彰台があって、競技不明の外国人選手が2位と3位の表彰台に立っていた。空いてる1位の台に登るよう指示された。登ると、総監督から名前入りメダルを授与された。人生初メダルw…これを、全キャスト&全スタッフに渡したと言う。 pic.twitter.com/6mEe1YWCM7
— 伊藤正宏 (@ito3com) June 29, 2018
表彰台が3つ用意され、銀メダルと銅メダルを外国人がハイタッチをしながら1位の台に昇るように言われ、片岡から直々に22年間の労をたたえる金メダルの授与式がサプライズでおこなわれたという。
金メダルにはメンバーそれぞれの名前が刻印されてあった。
めちゃイケから
— 辻 稔 (@owaraicam) July 1, 2018
金メダルをいただきました。
関係スタッフ全員が世界一
という凄いやつです pic.twitter.com/vyyP9uRw0Y
一生持っていなければならない宝物になりました。
— 辻 稔 (@owaraicam) July 1, 2018
めちゃイケのおかげで
一人前になれました。
こちらからも感謝です。
これからも、
金メダルに恥ずかしくない
仕事を精一杯頑張ります pic.twitter.com/nbIa0YVkp6
昨日のW杯日本戦の直前、めちゃイケの記念品をいただけるということで湾岸スタジオに。
— のむら@「夫のちんぽが入らない」ドラマ化決定 (@kazuonomura) June 29, 2018
リハ室の扉を開けると表彰台と、銀メダルと銅メダルをかけた外人さんが!ハイタッチをしながら表彰台に上り、総監督から首にかけてもらった金メダル。
スタッフにまでこんな演出をするなんて、スゴい番組です。 pic.twitter.com/o3Mfuhbhuz
さらに、レギュラーメンバーのナインティナイン岡村隆史、矢部浩之、極楽とんぼ加藤浩次、山本圭一、よゐこ濱口優、有野晋哉、鈴木紗理奈、雛形あきこ、光浦靖子、中居正広らのイラストが描かれた2018年春卒業アルバムと片岡が各々の分の砂を拾ってメンバー、スタッフにプレゼントしたという。
視聴率が苦戦しても新メンバー以外一切入れ替えず、番組を続行し、矢部や有野の結婚披露宴、岡村が休養からの復活劇、SMAP解散後、中居が出演しメンバーと一緒にタッタダンスを披露。
バラエティ番組から愛や絆をひたすら描き続けてきた片岡らしい頑固なまでの演出だ。
「番組復活を望む声続々」
レギュラーメンバーの一人だったよゐこの有野晋哉は「6月あたまに(表彰状と金メダル)をいただきました。全員に授与するからsns 禁止です。と言われてました。この口の硬さはいまだに、です。何で六月になったか とか いろいろ話してて面白かったです。ただ、このテープ、総監督の保存用になりませんように。皆さんお疲れさまでした」とツイートした。
SNS上では《あらためて一つの歴史が終わったと実感させられる》、《何でも終わりってくるんだな》、《めちゃイケがない土曜がまたきました、とぶくすり時代からたくさん笑わせてもらっていました》、《めちゃタメで授与式みたい》、《何年かに1回でいいから同窓会をしてください》などと番組終了を惜しむ声や番組復活を望む声が続々と寄せられた。
「今は復活するときじゃないと思う6つの理由」
地上波以外でも『めちゃイケ』は『ゼロテレビ』というネット配信を4年前に開始。
矢部の結婚報告や日本テレビの24時間テレビと同日に24時間以上連続配信し、岡村がロビンマスクの格好をしながら、エスパー伊東らにドッキリを敢行したり、『笑っていいとも』のパロディ企画「ヤミっていいとも」で芸人が芸能界の闇を暴露するなどスポンサーを一切つけず、ノーギャラで地上波ではできない配信に挑戦し続けている。
ここ2年程は若手芸人が主体でネタを披露する企画がメインとなっているが、前回の配信は岡村と山本が登場し、『めちゃイケ』の名作選を振り返った。
前回の配信で今後も継続する方向であるとスタッフがコメントしホームページもそのまま残っている。
また、来年フジテレビは60周年を迎える。
今年『めちゃイケ』を終了させたフジテレビへの意見と今夏各キー局のお祭りに参加した下記記事
フジテレビは視聴率が変化することを知らないのか — 奥村 シンゴ – アゴラ
テレビ局のイベントで感じたテレビへの熱量差 — 奥村 シンゴ – アゴラ
10年前の50周年と5年前の55周年は共に『めちゃイケ』の放送内で『オレたちひょうきん族』、テレビ夢列島(現27時間テレビ)での名物コーナー「車庫入れ」などフジテレビの伝説の番組を映像で振り返る企画を担当。
ゲストにはフジテレビと縁が深く多大に貢献したタモリ、明石家さんま、ビートたけしらお笑いBIG3の他、加藤茶、志村けん、とんねるず木梨憲武、笑福亭鶴瓶らを招き、様々なトークや企画を展開した。
来年もおそらくバラエティなど60年の番組史を振り返る特番が用意されるだろう。
もしかすれば、その番組にメンバーの全員もしくは一部がゲスト出演することはありえるかもしれないし、『ゼロテレビ』内での復活はありえるが、『めちゃイケ』番組そのものの早期復活は考えにくく、個人的にもあまり好ましくないと思っている。
理由は以下の6点
- 1、まだ放送が終了し期間が短すぎる上にスタッフや演者も最大限のパフォーマンスが発揮しにくい
- 2、番組終了後スタッフや演者は新たな仕事が入りスケジュール調整が困難
- 3、フジテレビ番組制作費予算や放送収入の大幅減
- 4、2に伴う局側の番組制作方向性の変化や時代の流れ
- 5、今日は一時期的にトレンドにランクインとはいえ、日頃のFODランキング、グッズ売上、番組復活リクエストの声が驚くほど多くはない
- 6、簡単に復活してというのはスタッフや演者の英断やこれまでの功績を傷つけることもある
番組復活はスタッフや演者の諸々コンディション、周囲の環境、世間からの反響とめちゃめちゃイケてる時がくればでいいと筆者は思う。
我々が復活の歩みに協力できるとすれば、下記のFODやフジテレビワンツーネクストで『めちゃイケ』の再放送やFODで『ゼロテレビ』を視聴したり、グッズを購入したり、リクエストや葉書を地道に送ったり。
フジテレビ上層部に熱を数字で訴えること。
めちゃ×2イケてるッ! - FOD - フジテレビの動画配信サービス
めちゃ2イケてるッ! - フジテレビONE/TWO/NEXT(ワンツーネクスト)
番組復活リクエストURL ご意見・お問い合わせ - フジテレビ
グッズオンラインショップ
フジテレビオフィシャルオンラインショッピングサイト フジテレビe!ショップ
他フジテレビ本社などでも購入可能。
姫路城にバリアフリーを
追記 スマニュー掲載、PV1日で1500近く。
読者の方々ありがとうございます。
筆者は先日友達と何年かぶりに世界遺産の姫路城へ行き、驚いたことが。
「なんやこれすごい階段やなあ、1階から6階まで上り、下り全部こんな急な階段かよ、バリアフリーの時代に信じられへんな」と笑いあいながら、階段をひたすら上り下った。
姫路城にバリアフリーは必要か否かを在宅介護経験中の筆者が考える。
「階段で骨折、転倒したらどうする?と心配の声続出」
その階段が下記写真。
一昔前、田舎の家にあるような急勾配な階段。
階数によって若干差はあるが、1階につき10段少しあり、途中高さが低すぎて頭をぶつけそうになる。
しかも靴を脱がないといけないため、滑りやすい。
訪れた日が休日で子供連れの親子がたくさんいたが、「ここで転倒してケガしたら保証とかあんのかな?」、「骨折して運ばれてる人とかおらんのかなあ」と心配そうに話していた。
お年寄りは両方の手すりをもちながら、ゆっくりゆっくり上ったり降りたりしていた。
筆者は認知症の祖母を在宅介護し6年目が経過するが、とても連れていけるような状態ではない。
祖母は要介護4で足腰も弱りやっと歩けるかどうかなので、姫路城に行くことは難しいが、お年寄りの中には元気で歴史好きな人も少なくないだろう。
姫路城の職員に聞いてみた。
私「すいません、天守閣上るのに車椅子のレンタルはありますか?」
職員「ご用意がございません」
私「ではお年寄りや体が不自由な方や子供が天守閣に上れるようなルートはありますか?」
職員「特にルートは設けておりませんので同伴の方が介助をしていただくかでございますね、急な階段もございますので足元は十分ご注意ください」
私「えっ?エレベーターもないんですか?」
職員「・・・」
http://www.city.himeji.lg.jp/info/faq/detail.html?faqId=1538
姫路市のHPによると
「46メートル程の小山の上に築かれていることから、坂と階段が多く、車いすでお越しの場合は、経験豊かな3名程度の介助者の随行がご本人の安全のために必要です。(介助者が1人では危険です。門の手前の坂や門を越える時に介助が必要となります。) なお、建物内は、エレベーターも無く、手摺があるものの非常に急で狭い階段になっているため、車いすでの見学はできません」
と書いてある。
国宝や重要文化財は「文化財保護法」によって保護することが定めらており、建造物の価値を損ねないよう慎重に補修すると決められていることから、スロープやエレベーター等バリアフリ化は容易ではなく、人気で歴史がある城であればあるほど反発も根強い。
「認知症が進行しても城の写真を置き続ける祖母」
まだ祖母が要介護2で足腰はいまほど弱くない時、祖母の故郷である篠山の城へ行ったことがある。
篠山城は車椅子をもちこまないといけなかったが通行道は比較的広く、バリアフリー対応のトイレ等もあり大変助かった思い出がある。
城から篠山や兵庫県中部の山並みの景観がみえ、ちょうど桜のシーズン。
祖母は「うわー桜がきれいだね、いい死に土産ができたわ」と冗談が飛び出すぐらい笑顔で嬉しそうな表情をみせた。
家族みんなで駄菓子を食べた後、写真を撮影しそれを今でも時折祖母は思い出したかのようにテレビや鏡の上に置いたりしている。
姫路城も天守閣以外であれば、
http://barrier-free-map.com/6510.php によると、城の入り口や西ノ丸ルートや備前丸ルートなどがバリアフリーに対応している。
文化財保護法では、国宝や文化財をできるだけ公開し、障がいをもつ人、高齢者などすべての人が、より快適に文化財に触れる機会を増やすよう進めている。
ちなみに他の城は大阪城は3基エレベーターがあり1基は1~8階の展望台まであったり、熊本城は現在修復中でエレベーターが設置予定ではあるものの、全国の城で天守閣部分のバリアフリーへの道は険しい。
外国人観光客の増加や高齢化に加え、2020年には東京オリンピックでパラリンピックも開催されるので、姫路城の天守閣は是非バリアフリーに一歩でも近づいてほしいと思っている。
天守閣の最上階からみえる兵庫県の街や山並み、実物の1/20で製作された姫路城の模型、鉄砲や弓、槍などを掛けておく武具掛けなど見所盛りだくさん。
エレベーターの設置が難しければ、まずは車椅子の貸し出しをしてくれるところからスタートしてはどうだろうか。
きっと私たち家族のようなお金では変えがたい世界遺産級の思い出が作れる人たちも少ないはずだから。
30代男の認知症祖母在宅介護記録2018
2018年にツイッターでつぶやいたのと動画とみんなの介護や介護ポストセブンなどに寄稿した記事をまとめました。
誰かの参考になれば。
主な寄稿記事
認知症の祖母「ケアマネは苦手、訪問看護師は大丈夫」の不思議 (1/1)| 介護ポストセブン
津川雅彦さんら著名人の会見を機に「認知症の公表」について考える。あなたの親が認知症に!本人へ告知をしますか?しませんか?|みんなの介護ニュース
認知症の祖母の「徘徊」に口出しせず付き添ってみたら… (1/2)| 介護ポストセブン
「お泊まりデイ」は月6泊で3万円と高額!でも、利用したい祖母の気持ち (1/1)| 介護ポストセブン
在宅介護で注意すべき4つのこと!・夜間介護サービスが使えなくなる!?・被介護者に構いすぎはNG!~在宅介護を効率よく過ごす方法は~|みんなの介護ニュース
認知症介護6年目の喜怒哀楽。「お金を盗んだ」と言われイライラ。やりがいは祖母の自分らしい姿。在宅介護は上手に休むのがコツ!|みんなの介護ニュース
認知症の祖母の介護で経験した教訓・異性の場合、トイレは看護師に任せる・抗認知症薬を適量処方する医師を選ぶ 本人の症状と介護者負担のバランスが大事|みんなの介護ニュース
2018年冬 トイレを便器と逆を向き間違えはじめる、母親と歩行中に転倒など
「夜中の0時頃のオムツ交替時は起こしても起きず、身体もほぼ動かないのに、2時頃になると普通に歩いて起きてトイレに行く」この認知症祖母の怪現象に半年位悩まされっぱなし。認知症の進行?体が硬直してるから?足の血行不良?メマリーの副作用?複合的なもの?気になる。詳しい人誰か教えてくれ。笑
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年1月12日
りんごの皮むきながら「ほら、氷川きよしくんこっち向いて歌ってるよ」とテレビに手をふりながら、認知症祖母フリつけながらズンドコ節熱唱w。#うたコン pic.twitter.com/xZupIHP4zo
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年1月16日
認知症祖母が夜中に珍しく吐いた。血は混じらず、特に痛みの訴えはなし。小さなヨーグルトを食べた痕跡が。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年1月26日
あるいは夜の春巻が油濃かったのか?
多分大丈夫やろけど、普段と違う容態の場合は念の為要注意。落ち着くまで寝れない。夜間の在宅介護はこういう事が度々起こる。
認知症祖母、便器と逆向いておしっこして失敗し、トイレは大洪水。今までは夜中2時過ぎからちゃんとおしっこしてた。この時間に起こされ処理する毎日だと辛いので、今回が偶然であることを祈るのみや。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年2月2日
GODIVAのパンフみながらひざにみかんを置く認知症祖母の行動が両方つぼったw。 pic.twitter.com/vp1khTx0hy
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年2月5日
認知症の介護で和やかになる瞬間。あさりの味噌汁の食べ方編。^ ^ pic.twitter.com/evmQiDlKg8
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年2月22日
認知症の祖母が母親と散歩帰りに自宅で靴を脱いだ時に前につんのめる格好で転倒。幸い軽傷。泣く祖母をみて母親は「大丈夫やって、けがしてへん」と励ました。でも俺は「大丈夫?痛いんどこ?怖かったなあ」と不安和らげ状態確認し、同調する。そうすると大抵落ち着くことを6年の在宅介護で学んだ。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年3月12日
2018年春 介護施設の利用者と喧嘩スタート、情緒不安定や徘徊増加、台風直撃など
認知症の祖母がグレープフルーツをむくとこうなる編w。 pic.twitter.com/aEXkF0pfaq
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年4月3日
デイサービス、ショートステイ、お泊まりデイなどを選ぶ際に参考にしてほしいのが連絡ノート。写真は認知症祖母が通うデイサービス。もう3年以上同じ事業所。祖母と利用者が喧嘩した事を書いてる。いい事も悪い事も詳細にすぐ報告がくるところに悪い施設はないと在宅介護6年目やけど言い切れる。 pic.twitter.com/KUtsLtXDWw
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年4月11日
食べた事を忘れる、間食し体重増えるどうしよ?と困っていると介護する人ら枝豆食べさせてあげるとええで。認知症祖母に試してるけど、噛むことが多いから脳が満足するのか、あまり間食せんようになった。あと、ビタミンB1やカリウムが沢山入ってて疲労回復にも効果抜群。今夏の暑さ対策にもピッタリ。 pic.twitter.com/rgFF7irDlH
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年4月16日
認知症祖母がMUSICFAIRの乃木坂のシンクロニシティをみた時の反応わろたw pic.twitter.com/7CxvTr0GQk
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年4月21日
我が家の認知症進行予防対策のオススメの一つ。自分でできることは自分でやってもらって極力一般と同じ日常生活を送ってもらう。前に比べると認知症が進行し、もどかしいたたみ方やけど、頭と手先と体使うし、本人も喜んでるし在宅の間は続けます。 pic.twitter.com/S37OzSfUCr
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年4月22日
ももクロ出演は、地上波テレビの音楽番組やバラエティ番組など同じような出演者が多い中で絶対必要不可欠。やっぱ華があるし、パフォーマンス力抜群に高い。俺の86歳の認知症祖母がももクロみて、笑いながら喜んで歌ってたんだよ。年代を超えた力ももってるし。#サンキュー歌謡曲一座 pic.twitter.com/mYLtUbr7Aq
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年4月28日
認知症って突然原因不明でこういう時があります。そうなった時の私なりの6年間の在宅介護の対処法を動画に撮りました。よければ参考にしてみてください。^_^ pic.twitter.com/PVCgtd0fPo
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年5月7日
私と認知症祖母緊急生放送 https://t.co/zEbKUcd8xt
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年5月23日
祖母が最近行きはじめた認知症専門ショートステイ見学。施設は大きく綺麗で清潔感があり、職員の対応もいい。ただ気がかりな点が。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年5月24日
私が「食堂や祖母の部屋へ行ってもいいですか?」と聞くと、「玄関で待ってて下さい。連れてきます」と拒否された事。介護経験上こういう施設は大概訳あり施設。 pic.twitter.com/jMEguO4OlM
約半年ぶりに祖母のお父さん、お母さんのお墓まいりに篠山へ。久々に家族全員集合。86歳認知症や歩行困難などありながら、この暑さで体力もつ祖母すげえわ。改めて生き様を見せつけられてる。笑 pic.twitter.com/igObJEGlEz
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年5月27日
「あんた、トイレはどこにあるんかいな?二階(介護ベッド)から降りてきたけど、道がわからないよ。ここはややこしい場所だねえ」
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年5月30日
今さっきややキレ気味に祖母起きてきた。
30年以上住んでる家やのに、トイレすらわからん。
認知症は人間を破壊する。
介護する側は進行がリアルにわかるからエグい。
認知症祖母在宅介護6年目で思う金の執着がメンタルやられる理由 今朝のやり取りより
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年6月4日
祖母「お金ない、娘呼んで」
私「早朝から来られへんやろ」
祖母「来れるでしょ」
私 探すもなく金渡そうとすると
祖母「お金はもっとき。娘に電話して」
私「早朝やからまだ寝てるやろ?」
祖母「あっ、あった」
お泊まりデイから帰宅直後いきなり激怒。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年6月9日
認知症で要介護4なので、言語や記憶障害や被害妄想が進みつつも、私に一生懸命何かを訴えようとしてるでしょ。
話を聞くと、帰りの車で憧れの若い男の子のドライバーから、おじさんに変更になったから。
体の状態が変化し、歳とってもいつまでも女性やね。笑 pic.twitter.com/Q0DkklMmAp
認知症祖母がトイレを拒絶 緊急生配信 https://t.co/c538zOW6J1
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年6月12日
震度6弱の地震で認知症祖母がいるショートステイ先に連絡。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年6月18日
お年寄りに混乱が生じたり、ボイラーが止まり水が出なくなり、職員が対応に追われ1時間以上電話に出れず。
祖母は帰宅予定時間より早めになり、風呂も入れないが、無事。
こういう時の介護施設職員の方々の頑張りには頭が下がる、有難い。
今日の大阪地震後の認知症祖母を撮影しました。5年前の淡路島地震の時は要介護2で数日間覚えていました。今要介護4、記憶や反応ははたして??? https://t.co/b9f3io3Eqg
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年6月18日
86歳認知症祖母、NEWSが歌い出した瞬間、「あらま、格好いい男の子達が出てきたよ、この子なんていうんかいな?」と特に手越くんに興味津々やったw。#MUSICFAIR pic.twitter.com/T7thofeK9z
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年6月30日
介護中の86歳認知症祖母の言葉。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年7月2日
ベスト8ならずで西野ジャパンを批判してる人らに特に聞いてほしいわ。
「誰が悪いことないと思うよ。みんな一生懸命頑張ったね。人間はいくら頑張ってもね、手の届かないことがあるんだからね。次頑張ればいいんだよ」 pic.twitter.com/BFpIgVOUig
認知症祖母と私緊急生放送 https://t.co/nuJmGSsi8k
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年7月7日
関西は熱帯夜の連続で認知症祖母は「クーラー暑い」と電源を切ってしまう。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年7月13日
でも、ほんとは「クーラーの音がうるさい」の意。
部屋を確認するとムシ暑い。
認知症の人の気温感覚はあてにしないこと。
何度かあてにして、脱水状態になった経験からも。
夜間在宅介護中の方々、十分気をつけて。
「怖いの、誰かがいる」と先程突然起き出す祖母。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年7月18日
クーラーの音を何かと勘違い。
認知症の幻聴や妄想症状。
睡眠不足に悩まされる介護者は私だけではないはず、知らない人が多いと思うので、理解が深まるといいなと思い動画撮りました。 pic.twitter.com/1wXrr8CsL3
祖母「黒い虫がいるの」
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年7月22日
私「どこに?」
祖母「(テレビ付近を指さし)こなへんをウロチョロしてるの」
私「テレビの画面からやろ?」
祖母「テレビかいな?」
私「そう大丈夫」
認知症の幻視が発現。
そのうちテレビは「これは画面です、ご安心下さい」てテロップ出す時代が来るかもw。#イッテQ
先程、祖母が急に吐き気とみぞおち辺りの痛みを訴え、胃薬を投与。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年7月23日
これだけならまだしも、「私死んでもいい、お医者さん呼んで、娘呼んで」と認知症の症状から不安や混乱で泣き出し、慰め続けないといけない。これがけっこう疲れる。同じような悩みをもつ人も少なくないんちゃうかな。 pic.twitter.com/Tugj9mEiek
認知症祖母と緊急生中継 夜間介護特注 https://t.co/DPVnCuYl2e
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年8月1日
「助けて、助けて」
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年8月13日
祖母、トイレに向かおうとした先で突然転倒。
幸い歩けるので、骨折はなさそう。
介護6年間、ロゼレム1錠(軽い眠剤)のみ普段と服用量変化なし。
ショートステイ帰りで筋力低下、疲労や前への歩き方を忘れる認知症進行が原因か。
介護で予防してもしきれない一例を経験。
俺が東京に行ってた間、母親がお泊りデイ帰りの祖母を一晩みただけで、
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年8月22日
2キロ近く1時間近い徘徊、口論になりつかみあいのケンカで双方軽症、俺が帰らないと大声で叫ぶなど幾多のトラブルが発生。
昔から元々馬が合わないことや諸々あって祖母は認知症でも頭の片隅に残ってる。
本当に厄介な病やわ。
認知症祖母介護6年目で今朝はじめておきた出来事を動画で。 pic.twitter.com/b0yelbac9j
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年8月26日
夜間の度重なる徘徊しそうになる時は、介護者の間食を抑えると逆効果だと思った。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年9月2日
現に昨晩、私が注意し認知症祖母が「私は何も悪いことしてないのに、なんでこんな醜い扱いするの」と被害妄想が膨らみ泣き出す。
20時〜23時近く迄10回近く徘徊しそうになり、制止させる繰り返しで地獄を体験した。
認知症が進行すると薬で安定させ、ある程度の副作用の後処理を我慢すれば比較的楽だったので書き記しときます。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年9月3日
昨晩 安定剤服用させず徘徊しそうになったり、外出願望を10回近く繰り返し、制止。
今晩 夕食前、エブリファイ(安定剤)1回分投与し、失禁と放尿はあったものの比較的よく寝ている。
最近度重なる徘徊、物盗られ妄想、多動、不眠など認知症が進行し、在宅介護6年目で初めて安定剤2種類と睡眠剤2種類を追加。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年9月12日
しかし、呂律が回らない、体は動かずフラフラで日常生活どころやない。
ところが、先程普通に起きてきた。
新しい薬の服用時は医者と家族双方の細心の注意が必要な事を学ぶ。 pic.twitter.com/5Skw1Op8Zx
祖母の認知症が進行の一途。安定剤のセレネース1日3回と睡眠前のレンドルミン・ユーロジンを服用も呂律が回らない、歩行困難、朝でも起きない等の過敏症状。主治医から認知症抑制薬のレミニールのみ服用。過敏症状改善も情緒不安定で部屋荒らし放題。医者でも処方の仕方わからず。認知症服薬の実態。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年9月15日
祖母の服薬。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年9月18日
睡眠薬ロゼレム1錠のみで安定剤、認知症抑制薬を一切ぬいて数日。
夜間はほぼ寝ず、服や化粧品やメガネや財布など出したりしまったり、たまにブツブツ言う以外は比較的落ちついてる。
あとは適度に寝てパッパラパーにならん程度の睡眠薬があれば服薬の悩みは一旦解決するんやけどなあ。。
認知症祖母のボケ加速緊急生配信 https://t.co/EIdLbHcr2e
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年9月18日
認知症祖母がショートステイ帰りでフラフラなのでこの時間から 生配信w https://t.co/ocmCbXXM45
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年9月24日
つい1週間位まで「食欲減った」、「冷蔵庫あけんようになった」、「ほとんど歩けない」、などとADL低下したと言ってたのに、また元に戻りつつある。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年9月29日
朝4時からジャムパンを食べる認知症祖母。
我が家では台風より複雑な進路をたどる祖母の脳内にてんやわんや。#認知症 #在宅介護 #介護 pic.twitter.com/8nBsLN3fPh
異常行動や言動不明だらけの認知症祖母と阪神ー巨人観戦ライブ中継#hanshin #tigers #npb https://t.co/jsfSQqQtT8
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年10月9日
認知症が進行し(祖母は要介護4)寒くなると、夜間の在宅介護や介護施設は厳しさを増す。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年10月13日
6年間の在宅介護経験から箇条書きでまとめてみた。
1、服を勝手に脱ぎ風邪を引く
2、毛布の向きと反対に寝る
3、ストーブを触り火事リスク増
4、温度調節の管理
5、寒さで体が硬直
6、急病発生リスク増
など。
認知症の幻視、妄想、異常行動発現生配信 https://t.co/AMs4puAbGG
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年10月14日
認知症祖母を1時間そのままにしておいたら、部屋中が散乱。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年10月19日
ここ2ヶ月在宅の日はほぼ毎日。
最近進行が著しい。
祖母は何かしてるつもりなんよなあ、もどかしいやろなあ。
そんな中、#金スマ で若年性アルツハイマー特集。
祖母は若年性ではないけど、何かかヒントになる部分があればと思い視聴。 pic.twitter.com/7mmJ57cnHD
夜中のオムツ交換。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年10月22日
ショートステイなどお泊まり施設帰りと在宅中でかかる時間が全然違うし、今宵も抵抗強い。
認知症祖母介護で気がついたこと
1、介護施設は動きが少なく、ADL低下気味
2、在宅時に比べ介護施設は水分摂取が少なく、オムツが満杯ではない
3、尿意がないのに起されることに抵抗 pic.twitter.com/VxoQX26B28
日本シリーズ観戦中の祖母。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年10月27日
86歳、お泊まりデイ帰り、
「元気」と思うでしょ?
でもこれ認知症で寝たり晩飯食ったの忘れてんねん。
ヤクルト4本、みかんの食べたあとが映ってるでしょ?
少しだけ睡眠薬使うけど、2、3時間寝るかどうかやな。
認知症進行すると介護者はこんな日々を送ることになるで。 pic.twitter.com/hUcj46nBQV
認知症祖母、日本シリーズ第2戦中の行動。
— 奥村シンゴ テレビ・メディア・介護・時事担当ライター、コラムニスト兼祖母在宅介護中 年内本発売予定 (@torata_t) 2018年10月28日
1、みかんをコップに4つ入れ食べれないと騒ぐ
2、カバンに小豆入れもってくる
3、泣く
4、トイレの場所や排泄の仕方がわからない
5、お尻にトイレットペーパーを巻いたまま台所へ
6、オムツを上げずそのまま寝ようとする
試合終了と共に我が家の試合も終了w。
豊洲市場労働問題を取材
上記 アゴラに今回のブログ内容を転載していただきました。
豊洲市場がオープンし、13日から一般客も見学が可能になり、観光客などで大混雑が予想される。
先日、83年の歴史に幕をおろした築地市場を視察した。
築地で出会ったある店員との話や過去の事例から深刻な労働問題の実態を考える。
「移転1ヶ月前で豊洲の雇用が不確定な外国人労働者」
場外市場を除いた部分は、豊洲へ移転前とあってか外国人観光客を中心に多くの人でにぎわっていた。
私は場内市場の人気寿司店「寿司大」や「大和寿司」を目指したが、早朝から行列ができ2時間近く待っている人もいるようなのであえなく断念。
別の人気店も行列ができていたので、店前にいる女性店員に待ち時間を聞いたところ、「30分程で店内に入れますよ」と言われ、待つことに。
勤務し、3カ月程経過する20代前半の女性店員に話を聞いた。
私「勤務していきなり築地から豊洲へ移転決まったんですね」
女性店員「驚きました、来ていきなり移転ですからね」と苦笑い。
私「豊洲へ移転後も働けることは決まってるんですか?」
女性店員は「いえ、社員の方は決まっているそうなんですが、私はまだどうなるか・・・」
私「このお店で働きたいでしょ?」
女性店員「働きたいとは思っているけど、無理なら台湾へ帰ります」
私「社員さんは決まっているんですか?」
女性店員「社員さんは大丈夫だそうです」
私「なるほど、豊洲でも働ければいいですね、また食べに行きます」
女性店員「働いていればよろしくお願いします」
私が話を聞いたのは、豊洲に移転する1ヵ月程前で目前に迫り、雇用が確保されていないというのは深刻だ。
豊洲市場へ移転し、働く姿がみられたらいいのだが・・・
「過去にも労働問題が・・・」
「 豊洲移転に揺れる築地市場の労働問題 健康診断実施していない事業場3割、深夜手当の未払い」(キャリコネニュース) https://news.careerconnection.jp/?p=33019 によると、一昨年の12月に東京労働局・中央労働基準監督署が実施した調査で違法が発覚した。
雇用時の労働条件を書面で交付していない事業所が10%、36協定を届け出ていないケースが20%、6ヶ月以内に1回の健康診断を実施していない事業所が37か所、30%以上・・・、おそらく氷山の一角にすぎないのではないだろうか。
築地女将さん会が東京都に築地市場の移転中止求める(日刊スポーツ)
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201804110000629.html
によると、築地で働く女性たちで構成される「築地女将さん会」のアンケートで築地市場の水産・仲卸事業者全535店舗に12項目のアンケートを実施。
261店舗の責任者から回答が集まった。
「豊洲市場の問題点は解決したと思うか?」との問いでは「全く解決していない」が46%、「ほとんど解決していない」が42・9%。
移転計画そのものは、「今からでも中止すべき」が31・4%、「もう一度凍結して話し合うべき」が38・7%、「このまま進めてもよい」は4・6%だった。
つまり、豊洲市場移転問題は未解決のまま豊洲へ移転することに納得していない労働者が大半を占めている。
会長の山口タイさんは「東京都は当たり前のように移転を進めているが、市場の中はそんな雰囲気ではない。それを小池都知事にも分かって欲しい」と訴えたという。
食の安全性、施設老朽化、面積の狭さにメディアは焦点があたりがちだ。
場外市場の卵焼きで有名な丸武本店もにぎわっていた。
豊洲移転後の場内市場、築地に残り営業を続ける場外市場共に「業者や労働者の労働の安全性を守ること」の課題を感じる。
「新しい地図」の人気を数字で証明
ブログ記事が今話題、人気WEBメディア「KAI-YOU」に掲載されました。
元SMAPの稲垣吾郎・草なぎ剛・香取慎吾による「新しい地図」。2017年9月22日の立ち上げから1年を経て、3人の新たな地図が与えた影響を、彼らのレギュラー番組やSNSを通じて得た数字を中心に客観的に振り返った。
72時間テレビ効果でWAU、MAUは急上昇
稲垣・草なぎ・香取が、AbemaTV(サイバーエージェントとテレビ朝日が共同出資して開局されたインターネットテレビ局)で月1回放送しているレギュラー番組「7.2 新しい別の窓」、そのきっかけとなった「72時間ホンネテレビ」。
両番組の放送によって、AbemaTVには大きな効果がもたらされている。
サイバーエージェントの2018年度第3四半期の決算資料によると、「72時間ホンネテレビ」配信直後の2017年11月、WAU(1週間あたりの利用者数)とMAU(1か月あたりの利用者数)が急激に増加した。
まず、WAUは直前1年間で増減を繰り返しながら500万人前後で推移していたが、11月頃に729万人と大幅に増加。その後も増減を繰り返してはいるものの、アベレージとして600万人前後で推移している。
MAUは「72時間ホンネテレビ」が配信される直前6か月は900万人前後で推移。それが配信後に1117万人へと急増。WAU同様、以降は1000万人~1100万人台を維持するようになった。
もちろん、必ずしもすべてが「新しい地図」の3人による数値ではなく、WAUやMAUは不確定要素も多い。とはいえ「72時間ホンネテレビ」や「7.2 新しい別の窓」は、AbemaTVだけでなくネット配信番組にも大きな影響を与えたと言えるだろう。
AbemaTV内でトップの人気をキープ「7.2 新しい別の窓」
続いては、AbemaTVが毎月番組の視聴データをもとに発表している人気番組ランキングを振り返る。ここでも3人が2018年4月からスタートしたレギュラー番組「7.2 新しい別の窓」が、多くの月で1位を記録している。
5月は1位「将棋船江恒平六段 対 藤井総太六段、亀田興毅vsパンサクレック」、2位「史上初!禁断の判定ナシKOマッチ」、3位「悪質タックル問題日大前監督とコーチが会見」に続き4位。9月は1位「安室奈美恵伝説のライブ映像が復活 WE♡NAMIE FINALアンコールLIVE」と2位「太陽とオオカミくんには騙されない❤」に続き3位。
しかし、その他の月ではAbemaTV内の全体ランキングで1位と、安定した人気を維持している。
「7.2 新しい別の窓」の順位の推移(月/順位)
2018年4月:1位
2018年5月:4位
2018年6月:1位
2018年7月:1位
2018年8月:1位
2018年9月:3位
2018年10月:1位(10月8日時点)
年間リツイート数推移からみる根強い人気と2年目の課題
次に「新しい地図」の立ち上げと同時に開設されたSNSへの反応をみていきたい。稲垣・草なぎ・香取という個人とは別に、「新しい地図」の公式Twitter(@atarashiichizu)のリツイート数の推移を「Tweet Activity Chart」で分析した。
参考:リツイート回数(年別)
2017年(9月22日~12月31日):197845回
2018年(1月~10月8日2時時点):651589回
リツイート回数月別ベスト5(月/回数)
1位 2017年12月:144814回
2位 2018年3月:120868回
3位 2018年2月:88220回
4位 2018年4月:72141回
5位 2018年1月:70686回
リツイート回数ベスト5をみると、2017年12月から2018年4月までに上位が集中しており、ここ5か月ほどはSNSの拡散はややトーンダウン気味だ(ツイートの頻度やその情報にもよるので一概には言えないが)。
リツイートされた投稿内容ベスト3(ツイート日/内容)
1位 2018年1月30日:7.2時間テレビレギュラー決定
2位 2018年3月4日:パラスポーツ応援チャリティーソング「雨あがりのステップ」発表!
3位 2018年9月22日:新しい地図から1年
一方、リツイートされた投稿内容をみると3位に1周年のツイートがランクイン。
立ち上げから1年を経て、いまもなお根強い人気があると同時に、2年目をどのように盛り上げていくのかは課題の1つだろう。
CM156%増、個展に主演舞台、アニメ出演など続々
オリコンが報じた「CM出演する商品が軒並み好調、スマノミクスに代わる“地図ノミクス”効果とは?」によると、稲垣と香取が2018年2月からイメージキャラクターをつとめたサントリー「オールフリー」は、前年同月比156%の販売数量を記録。
5月には3人で「ロト&ナンバーズ」、香取は高級外車「BMW」のTVCMに出演。8月からは草なぎと香取が「スカルプD」のCM、香取は「ファミリーマート」のCMもスタートしている。
さらに香取は、スタイリストの祐真朋樹とともに、東京・帝国ホテルプラザにアパレルショップをオープン、9月にアーティストとしてルーブル美術館で個展を開催した。
草なぎは10月公開のアニメ映画『ムタフカズ』に声優として出演しているほか、稲垣は3人の中で唯一の地上波番組「ゴロウ・デラックス」でMCをつとめている。そして3人とも今後、舞台の公演が控えている。
1周年を迎えた9月22日、「新しい地図」のYouTubeチャンネルで公開された映像には、立ち上げ時のどこか緊張感漂う3人が登場して、それぞれが「新しい地図を描いていきたい」と口にしている。
2年目もどんな地図を描いてくれのるか、期待したい。
テレビ局の熱量差
上記 アゴラに転載していただきました。
キー局民放各局が続々と秋改編状況を発表している。
今年の春改編と比較すると全日帯(午前6時~0時)の改編状況は日本テレビが3.1%から7.0%、フジテレビが28.2%から5.8%、テレビ朝日が12%から7.8%、TBSが4.3%から6.2%比較的小幅な改編の中、テレビ東京が15,5%から18.3%と大幅に動かしてきた。
ところで先日、日本テレビ・TBS・フジテレビ・テレビ朝日4局の夏祭りを取材してきた。
4局を比較し、テレビへの熱量や裏事情を現場の声を交えながら書いていく。
「テレビ愛に溢れている日本テレビとテレビ朝日」
いきなり驚いたのは、日本テレビの番組無料ブースの多さだ。
まず、汐留駅を過ぎすぐのところに「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」のブースがあり、大晦日に放送される「笑ってはいけない」で笑ったらお尻をたたかれる罰ゲームを体験できる。
弱、中、強、最強と4種類あり、子供からサラリーマン、OL、お年寄りまで盛り上がっていた。
しかも別途1200円支払えば、「笑ってはいけない」仕様の無料シャトルバスにのり、汐留から東京タワーへ向かい戻るバスツアーが体験できる上にトートバッグまでもらえる。
全回満席の大好評で私も参加したが、これで1200円という位楽しませてもらった。
そして、少し歩くと「世界の果てまでイッテQ」ブースでカーリング、ステージでは青木アナが連日登場、「笑点」ブースで2人で座布団を早く置く対決、アナウンサーの朗読大会、「所さんの目がテン30周年の化学教室」、「アンパンマン」のキャラクターが置いてあり写真が撮れたりと大人と子供が一緒になって遊べる番組の無料ブースが多かった。
また、「よろしければ写真おとりしましょうか」とスタッフから声をかけるシーンが至るところでみられ、私も何枚か撮影してもらったが大変気持ちのいい対応をしていた。
在京民放の新記録の56カ月連続三冠王に達成した余裕なのか。
テレビ朝日は例年通り六本木ヒルズから本局にかけていろいろな表情をしたドラえもんがたくさん置いてあり、子供のみならず大人までもが写真を撮る人たちが大勢いた。
徹子の部屋でおなじみの黒柳徹子のアンドロイドがあり手をふったり話しかけたりし、子供達でにぎわっていた。
有料ブースの7Fには社員食堂が開放され、Qさま、ミラクル9、アメトーーク、激レアさんを連れてきた、遺留捜査、おっさんずラブなど人気番組のオリジナルメニューが食べられるとあって、1時間以上待ちの行列ができ大人気だった。
テレビ関係者の話では局員や放送作家やカメラマンなど出入り業者でも一般客と同じく一から並んで食べるようにしているそうだ。
また、アトラクションブースにはアメトーークの絵心のない芸人の絵があり、好きなように絵が描けたり、ロンドンハーツのドッキリ落とし穴ブースなどがあった。
まるで遊園地のように子供が遊んだり、体験できる空間で親子連れでにぎわっていた。
テレ朝夏祭りスタッフに話を聞くと「昨年と同じ位の人出でしょうか、開催当初とお盆が一番多かったですね、1時間待ちは普通でしたね、お盆すぎてからは少し落ち着いたかなという印象です」
と言っていたので、昨年フジテレビの夏祭りの人出を初めて上回ったが、今年も好評なのだろう。
「アニメにビアガーデン・・・本当にテレビ局のお祭りなの?」
テレビ局らしさをあまり感じない夏祭りだったのはフジテレビとTBSだ。
まず驚いたのが、1階部分。
フジテレビはワンピースのミストにお店がズラリと並び、ドラゴンクエストの体験ゲームやグッズコーナー、ゲゲゲの鬼太郎のシアターブースとアニメブースが大半を占め、TBSは大きなビアガーデンを展開し、いきなりステーキ、から揚げのなるとキッチン、35通りのオリジナルカスタマイズカレーなどの店が出張していた。
番組ブースといえば体育会TVのチャレンジブース、ジョブチューンのVR体験ブース、世界バレーメンバーの等身大の記念撮影ブース位だった。
さらにフジテレビは、1階から長いエスカレーターで直通で7階に行くようになっていて、ようやくめざましテレビメンバーイチオシの食堂、ジャンクスポーツのロッククライミング体験、7階からエレベーターで5階に行くと、「コードブルー」展や「今夜はナゾトレ」のナゾトキイベントが出てくる。
「コードブルー」展は映画の大ヒットの影響か若い女性を中心に行列ができていたが、あとの人通りはけっして多いとはいえなかった。
22階に「スカッとジャパン」のアトラクションゲーム、「ネプリーグ」の番組さながらのトロッコに乗りながらクイズブース、25階に「ナゾトレ」の早押しクイズブースなど番組体験ブースは別途1200円がかかる有料ブースに集中している。
フジテレビ湾岸夏まつりのスタッフに話を聞くと、「今年お盆は人が多かったですけど、全体的に落ちついちゃってますね、8月下旬からはさらに」とお盆休み以外は全体的に人通りが少ないようだ。
さらに、別のスタッフに話を聞くと、「去年より大幅に規模を縮小したんですが、かなり人減りましたね、まあしょうがいないですよね」と自嘲気味に話していた。
「テレビへの情熱が強い局こそが人をひきつける」
各局夏祭りの様子をみると、日本テレビやテレビ朝日は子供と親が一緒に遊べるよう創意工夫していることや入り口から自局のテレビ番組への情熱を感じる。
フジテレビやTBSは正反対で自局のテレビ番組よりも他の企業ブースが目立った。
現に昨年の視聴率や放送収入と不動産収入の売上をみると、日本テレビが独走状態にあり、収益509億円のうち放送収入468億円、2番手のテレビ朝日が全体収益186億円のうち放送収入が155億円とほぼ放送収入で収益をあげている。
一方3番手のTBSは利益が188億円に対し、不動産収入が79億、4番手のフジテレビは利益が252億円に対し141億円と5割が不動産収入である。
まさに放送収入でまかなっている日本テレビやテレビ朝日、不動産収入に依存するTBSやフジテレビの姿が夏祭りで如実に出た格好となった。
TBSやフジテレビが日本テレビやテレビ朝日を追いつき追い越すのは、上層部と現場のトップダウンの徹底、予算の回し方、現場のスキルアップなど環境作りの整備は急務。
TBSやフジテレビは権利関係がクリアできた番組だけでも懐かしの番組ブースでも作ってはいかだだろうか。
ザ・ベストテン、風雲たけし城、クイズダービー、金八先生、半沢直樹、オレたちひょうきん族、笑っていいとも、めちゃイケ、とんねるずなどいくらでも名物番組を作りだしてきたのだから。
秋改編以降、両局がテレビにどれほどの熱量をみせてくれるか期待して見守っていきたい。