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コロナの外出で介護者が気をつけること みんなの介護掲載

私は認知症の祖母の在宅介護を、6年間ほぼ1人でしてきました。2019年の1月から、祖母は認知症が進行して精神科病院に入院中で、緊急対応時や週1回は病院へ面会に行っています(現在はコロナ感染予防のため、面会禁止中)。

今回は、「コロナ禍の外出で介護者が気をつけること」についてフレイルの恐怖、徘徊が起きた時の対処法、見守りサービスの利点、オンライン面会の施設提案の4点を書きました。

みんなの介護さんで記事が掲載されましたので概要をご説明させていただきます。

「閉じこもりすぎは体力・筋力に悪影響」

国立長寿医療研究センターの調査(正式な資料名をライターに確認)によれば、2020年4月の高齢者の活動時間は、1月と比較して約3割減少しました。新型コロナの感染拡大以降、高齢者が普段より外出を控える傾向にあることがわかります。高齢者の2020年1月の活動時間は1週間で4時間5分だったのに対し、4月はわずか3時間と報告されています。4月は全国の各地で緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出が要請されていたことも影響としているでしょう。

しかし、いくらコロナ禍と言っても、家に閉じこもりだと要介護者の方の身体活動量が減少し、体力・筋力の低下や認知症の進行につながりかねません。ですので、家に閉じこもりにならず、新型コロナ対策をして介護者が要介護者の方と一緒に外出するのをお勧めします。

一方で、徘徊などによって介護者が意図しないうちに要介護の方が外出してしまうこともあると思います。今回はその例と対策についてお話します。

「徘徊の症状が出たときに行うべき2つのこと」

認知症が進行してくると徘徊の症状が発現し、日によっては1日に何度も突然家を飛び出そうとします。介護者が「今、コロナが流行ってるから外へ出ないで」と言っても聞く耳をもたないでしょう。私は祖母の在宅介護をしていたとき、ケアマネジャーから下記の2点を教えてもらい実行。その結果、何度も徘徊をとめることができました。

  1. 日中でもカーテンを閉めて、「夜も遅いから明日の朝に一緒に行こう」などと声掛け
  2. 「今日何かあった?」と笑いながら話を聞くことに集中する(なぜ外に出ようとするのか介護者に打ち明けやすい環境をつくる)

2つを試しても徘徊してしまう場合は無理にとめず、マスクを着用したうえで一緒につき添うのがベストです。そして、徘徊につき添っているときと帰宅したときは下記に注意してください。

  1. 人が少なく安全な場所へ誘導する
  2. 帰宅時に手洗いやうがいなどを拒む場合は、時間を空けて伝える
祖母と一緒に徘徊に付き添う様子

続きは下記URLをご覧ください。

https://www.minnanokaigo.com/news/kaigo-text/home-care/no181/

「お知らせ」

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